コロナ禍で開催できるのか？　日本プロゴルフツアー！

2020.05.21

コロナ禍で開催できるのか？　日本プロゴルフツアー！

コロナ禍により今期のツアー開催が未だかなわない日本のプロゴルフツアーですが、

一足先に韓国では5月14日に、女子プロゴルフツアー、KLPGA選手権が開催されました。

日本の女子プロゴルフツアーは同大会を含む１８試合が中止となっています。

新型コロナウイルスの影響で、プロのツアーも開催されませんね。

新型コロナ対策が成功したといわれている韓国では、すでに女子プロツアーが開催されたが、
日本ではまだ開催時期も定かではない状態だ。
しかし、２０日に『ゴルフ関連5団体新型コロナウイルス対策会議』が行われ、開催へのガイドラインも示されたのは一歩前進だな。

日本プロゴルフツアー開催に向けて！

２０日に日本のゴルフ団体（JGA・PGA・JLPGA・JGTO
・GTPA）で構成される『ゴルフ関連5団体新型コロナウイルス
対策会議』で、「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型
コロナウイルス感染症対策ガイドライン」が発表されました。

その中で、現在中止が続いているトーナメント開催についての判断
基準も記載。

その基準は、
（1）政府及び自治体の見解
（2）大会開催地自治体の状況
（3）選手の状況及び動向
（4）他のスポーツの動向
（5）ツアー全体の状況
と定義されています。

また、「緊急事態宣言が発出されている状況では、ゴルフトーナ
メントは中止・延期を判断するべきです」という一文も記されていました。

これ以外にも、
プロアマ・前夜祭の中止などに関わる『催物の縮小』、
ギャラリー入場禁止の『無観客開催』、
関係者の削減・メディアの取材を禁止する『非公開開催』、
『延期・開催地変更・中止』と開催方法も定義されています。

開催に向けて準備が進められているが、
東京都を含め、全国での緊急事態宣言が解除されなければ、
開催ももう少し先だな。

それじゃあ、韓国のツアー開催によるコロナ対策は大丈夫なんですか？

韓国も開催にはできる限りの対策を講じたようだ。

韓国プロゴルフツアーに見るコロナ感染予防対策！

・試合は無観客で開催。
・コースに入る際には入り口で検温や検査を行う。
・レストランでは、向き合っての食事は禁止。
・クラブハウス内に入場できるのは基本選手のみ。
・プレー中のハイタッチなどは禁止で、キャディは常にマスク着用

など徹底した感染予防策がとられました。

開催に向けて準備した韓国女子プロゴルフ協会（KLPGA）は、
安全に開催するための準備も徹底させ、今回の開催に際し、
30ページ以上にも及ぶ無観客試合向けの運営マニュアルを作成。

その内容項目の一部が以下です。

・新型コロナウイルスの基本情報
・KLPGAツアーの基本方針
・＜KLPGA新型コロナウイルス対応タスクフォース＞の運営概要・構成
・選手および関係者の予防要領
・KLPGA大会関係者の予防要領（事務局・競技委員など）
・有症状/陽性者の発生時の対応
・外国人選手の入国管理について
・正規ツアーの運営方法
・下部ツアー、その他ツアーの運営方法
・メディア向け取材ガイドライン

ゴルフは３密にはならず比較的に安全ではと言われるが、
プロツアーは、個人のゴルフのラウンドとは違い、
色々なリスクがある。

安全・感染防止が第一だが、早くツアーが開催されるといいな。

では、次回は、ゴルフはコロナ感染に対して安全か？という問題に
ついて考えてみたいと思う。

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