こんなの簡単じゃないですか！
キャディを付けていなかったからですね！

今まで先輩にいろいろ教えてもらいましたからね。
僕だってこれくらいわかります！

惜しい、実に惜しいぞ。
それだけではないのだ！
原因は全部で3つある。
それに、キャディを付けていなくても保険が適用される場合もある！

では、詳しく説明していこう。
 

厳密に事実を伝え、証明することが大切だ。
ただし、さっき少し触れたとおり、キャディの署名がなくても保険を適用させることは可能ではある。
しかし、その分条件が厳しくなるため、スムーズに保険金を受け取るにはキャディをつけてプレイするのがベストなのだ。

保険金の申請は安易には通らない。
安易に通してしまうと詐欺が横行する可能性もある。
それはゴルフ保険も同じだ。

たとえば、三井住友海上の「ネットde保険＠ごるふ」の場合、
キャディもしくはゴルフ場使用人、ゴルフ場内の売店運営業者、ワン・オン・イベント業者、
先行・後続のパーティーのプレーヤー等の目撃証明がある場合に限り、保険金が支払われる、
というルールになっている。
（参考：補償内容｜ゴルファー保険なら三井住友海上「ネットde保険＠ごるふ）

三井住友海上のゴルフ保険の場合、上記のキャディ以外の目撃者をみつけることが
キャディを付けずにホールインワン保険の補償を受ける方法ということになる。
とは言え、周辺にこのような目撃者がいるとは限らず、
運良く目撃者がいたとしても、その場で証言してもらう約束を取り付けて、
さらにラウンド後に署名捺印してもらうなど、契約している保険の規約に則って
所定の手続きに協力してもらう必要がある。

キャディを同伴するかしないかで、ホールインワン保険の保険金を受け取れる可能性が
大きく変わるわけだ。

 

規約の内容や受け取る方法を把握しているかどうかで、保険金を受け取れるかどうかが決まる。
お金を払っている以上は、
損しないためにも加入している保険をしっかり把握しておくことだな。

確かに。そう言われてみれば、ホールインワンに物的証拠はなにもないですね。
だから証人の署名と捺印が入った証明書を証拠として、保険会社に提出することで保険金が適用されるというわけですね。

そのとおりだ。どんな保険にも「証拠」は必要不可欠ということだな。
証明書がなければ、たとえ何回ホールインワン・アルバトロスを達成したとしても、
保険を受け取ることはできないからしっかり覚えておくとよい。

コースに固定のビデオカメラが設置されているゴルフ場もある。
目撃者が見つからなかった場合は、確認してみると良いだろう。
セルフプレーの場合、もしもの時に自分を助ける対策になるかもな。